東京でヘラブナ釣りができるおすすめの場所
2017/06/23
はじめに
東京23区とその他の地域で、ヘラブナ釣りのできるスポットをご紹介します。ヘラブナ釣りに必要な道具とは一体なんなのかもチェックしておきましょう。
必要な道具
ヘラブナの釣り堀では、基本的には釣り上げるための竿と、竿に付属する道具一式を揃えなければいけません。
竿はへら竿といって、おおむね3メートルから5メートルまでの短いものを使用します。道糸と呼ばれる糸は1号前後のものを使います。ヘラブナを釣るためにはヘラウキと呼ばれる専用の細長いウキを取り付けますが、これはウキ止めゴムによって固定します。餌を沈めるためのオモリは、板オモリ、ガン球、中通しオモリなどを用いますが、針と餌が沈む程度の軽量のものを使用します。
竿はへら竿といって、おおむね3メートルから5メートルまでの短いものを使用します。
釣り堀ではキャッチ・アンド・リリースで釣ったら水に戻すことが決まりなので、釣り針には返しがないスレ針という種類が用いられることが多く、これは魚の身体を傷つけない効果があります。釣り針に繋がる糸は、ハリス0.4~0.6号の大きさが一般的で、5号前後の針の大きさが適当です。
野生のヘラブナはプランクトンが主食ですが、釣り堀での餌にはマッシュポテトやグルテンが用いられます。釣り堀ではダンゴエサと呼ばれる種類のものが主流で、団子状に丸めると粘り気があって水中でも崩れにくさがあります。餌は現地で練るので、餌練り専用の小さなボウル(タッパーでも可)が必要です。釣り上げたヘラブナを取り上げる網は持っていたほうが釣り上げが楽になります。
竿は万力という専用の固定具によって、釣り堀の枠に固定するようにしている人が多くみかけられます。必要な道具はボックスやバッグに入れて持ち運びます。
釣り堀によっては椅子が用意されていますが、無い場合には折りたたみの椅子を持参したほうが良いでしょう。また地形を利用した釣り堀の場合は、専用の釣り台が必要です。炎天下の場合には熱射病の危険があるので、帽子、パラソルや飲料水を持参するなど対策は確実にしていくべきです。
23区内の釣り堀
豊住魚釣場(江東区・東陽町)
釣り堀があるだけで、売店もレンタルもないので、必要な道具を揃えていきましょう。料金は無料なので、フラッと入って釣りができます。大きさは学校のプールくらいです。
近くにコンビニや、飲食店がありますので、昼食や水分補給には困らないでしょう。また、大通りを北に向かえば(バスで10分)、錦糸町の釣りショップ:キャスティングがあるので、エサや道具を揃えることができます。
※竿の長さ3.9m以内
砂町魚釣場(江東区・南砂町)
小学5年生のとき、こどもの日のイベントで初めて釣りをした場所。近くに、イオンやスナモがある。 ※竿の長さ5.4m以内
都立水元公園・小合溜(葛飾区水元公園)
埼玉県との境界で、広大な面積を持つ水元公園の釣り堀です。以前はボート釣りができましたが、現在は陸釣りと桟橋釣りができるのみです。
料金は無料となっています。釣りができる場所は、かなり広い面積の内溜と外溜に分かれています。内溜はしっかりした足場になっていて人気の場所です。
外溜は自然地形なために釣り台を必要とします。公園を散策する人がいるため、竿の取り扱いに注意が必要でしょう。
都立浮間公園・浮間ヶ池(板橋区戸2丁目)
荒川に接している埼京線浮間舟渡駅から、北へ徒歩1~2分のところにあります。コンクリで固められた釣り場と、釣り台を必要とする場所があり、無料で利用することができます。
見次公園(板橋区前野町4丁目)
都営三田線志村坂上駅から西へ徒歩5分、首都高速道路に接した公園です。それほど大きくない直径90メートルほどの円形の池で、無料にてヘラブナ釣りができます。水深がかなり浅いために、短めの道具を用意すべきでしょう。
清水池公園(目黒本町2丁目)
東急東横線の学芸大学駅から、東の目黒通りを越えたところにある公園です。清水池は中央に噴水があり、護岸はコンクリと柵で固められていて、池の周りには椅子がならべられています。幅の広い柵に、万力に竿掛けして釣りを行います。無料で利用できますが、利用時間には注意しましょう。
衆楽園(港区南麻布3丁目)
六本木ヒルズの南方にある公園で、有栖川公園が近く、最寄り駅は広尾駅、麻布十番駅、白金高輪駅などです。小さな釣り堀で、底釣り専門です。釣り料金は1日2,700円、午後のみ1,600円と高めですが、釣具はレンタルできるので、道具は持参しなくて問題ありません。
23区以外のヘラブラ釣り
釣り堀小島園(東村山市野口町3丁目)
西武新宿線の東村山駅西口、第四中学校に隣接している釣り堀です。年中無休で一般は2415円からの料金です。ヘラ池では大型のヘラブナが放流されて釣りごたえがあります。毎月おこなわれる小島園月例大会は商品が出るので狙い目です。
秋川フィッシングセンター(あきる野市山田)
多摩川の支流である秋川のほとりにある釣り堀です。五日市線の武蔵増戸駅からは南へ徒歩10分程度の場所です。周辺は緑に囲まれていて、気分よく釣りができます。年中無休で、料金は1日2,000円、午後のみは1,500円となっています。
おわりに
ヘラブナ釣りは、写真者からも都心で楽しめる身近な釣りです。レストランが併設されていることもあり、釣りだけでなく様々な楽しみがあるでしょう。各地の釣り堀を訪れる際には、事前に釣り堀やお天気の情報はチェックしてから行きましょう。
参考 http://www.herabuna.cc/tsuriba_higashi/